📊 政府統計データ可視化レポート

🌾 お米の価格ダッシュボード

消費者物価指数(2020年基準)|2015年〜2026年3月の動向

最新月(2026年3月)
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米類指数(2020年=100)
前年同月比
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2026年3月
10年間の変化幅
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最低値→最高値(指数)
データ対象期間
2015年1月
〜2026年3月
月次データ

このレポートについて

このレポートは、総務省「消費者物価指数(2020年基準)」のデータをもとに、 お米(米類)の価格動向を直近10年以上にわたって可視化したものです。 2024年に入ってから家計を直撃した「令和の米不足」や価格急騰の実態を、 客観的なデータでふり返ることができます。

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2024年に価格が急騰

2024年夏頃から米類の指数が急速に上昇し、過去10年で最高水準を更新しました。

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2020年基準の指数

2020年の価格水準を100として、相対的な変化を追います。100を超えると2020年より高い状態です。

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中小企業への影響

飲食業・食品関連業の仕入コストに直結するため、経営者や支援者にとって重要な指標です。

① 米類の消費者物価指数 月次推移(2015年〜2026年)

データを読み込んでいます...

出典:e-Stat「消費者物価指数(2020年基準)」総務省 | 品目コード0004 米類 | 全国

📊 このグラフのポイント

2015年から2023年にかけては、指数が概ね80〜100前後で推移しており、 米の価格は比較的安定していた時期が長く続きました。 ところが2024年以降、指数が急上昇し、2020年の水準を大幅に超える状況となっています。

  • 2016〜2023年:「米余り」による需給緩和で、価格は低水準安定。生産調整(減反政策)廃止後も需要低迷が続きました。
  • 2024年夏:猛暑による作柄悪化・インバウンド需要急増・買いだめが重なり「令和の米不足」が発生し価格が急騰。
  • 中小企業への示唆:飲食業や食品加工業では、原材料費に占める米の比率が高いため、このような急騰は即座に利益を圧迫します。コスト管理と価格転嫁の判断が急務となっています。

② 米類の前年同月比(%)

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出典:e-Stat「消費者物価指数(2020年基準)」総務省 | 品目コード0004 米類 | 前年同月比

📊 このグラフのポイント

前年同月比(1年前と比べて何%変化したか)を見ると、 2024年以降に異例の高い上昇率が続いていることが一目でわかります。

  • 2023年以前は、プラス・マイナス数%程度の小幅な変動にとどまっていました。
  • 2024年後半には前年同月比が大幅なプラスとなり、家庭の食費を直撃しました。
  • このような急速な価格変動は、飲食業の原価率上昇や食品製造業のコスト増につながります。価格転嫁できない中小企業ほど、利益率の低下に直面しやすい状況です。

③ 米類の年間平均指数の比較(2015〜2025年)

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出典:e-Stat「消費者物価指数(2020年基準)」総務省 | 品目コード0004 米類 | 年次データ(@level=1)

📊 このグラフのポイント

年次データで見ると、2015〜2023年まで指数は比較的低い水準で安定していたことがわかります。 それが2024〜2025年に向けて急激に上昇しており、構造的な価格上昇が起きていることを示しています。

  • かつて「米の値段は下がり続けている」と言われた時代が長く続きましたが、2024年を境に状況が大きく変わりました。
  • 飼料費・肥料費・農業労働コストの上昇も背景にあり、今後も高止まりが続く可能性があります。
  • 中小企業診断士・支援者としては、飲食業クライアントのメニュー見直しや仕入れ先多様化など、具体的なコスト対策の支援が求められます。

データから読み取るポイント