3大都市圏の転入超過数の推移

住民基本台帳人口移動報告(2018年〜2026年)|東京圏・名古屋圏・大阪圏

レポートの概要

本レポートは、総務省「住民基本台帳人口移動報告」のデータ(sid: 0003420473)をもとに、東京圏・名古屋圏・大阪圏の3大都市圏における転入超過数(転入者数 − 転出者数)の推移を可視化したものです。コロナ禍を契機とした東京離れの動きや、その後の再集中の実態、名古屋圏・大阪圏の対照的なトレンドを分析します。

東京圏 2025年計
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転入超過数(人)
名古屋圏 2025年計
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転入超過数(人)
大阪圏 2025年計
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転入超過数(人)

3大都市圏 年間転入超過数の推移

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出典:e-Stat(政府統計の総合窓口)住民基本台帳人口移動報告

このグラフのポイント

東京圏は毎年大幅な転入超過が続いており、コロナ禍の2020〜2021年に一時的に縮小したものの、2023年以降は再び年間10万人を超える水準に回復しています。一方、名古屋圏は一貫して転出超過が続き、東京圏への人口流出が構造的に進んでいることがうかがえます。

  • 東京圏は2020年に約10万人へ急減した後、2024年には約13.6万人へとV字回復しました
  • 名古屋圏は毎年1〜2万人の転出超過が続いており、改善の兆しは見られません
  • 大阪圏は2024年から転入超過に転じ、万博関連の開発効果が示唆されます

東京都 月別転入超過数の推移

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出典:e-Stat(政府統計の総合窓口)住民基本台帳人口移動報告

このグラフのポイント

東京都の月別データを見ると、毎年3〜4月に大きな転入超過のピークが現れます。これは新年度の就職・進学による人口移動を反映しています。コロナ禍の2020年後半〜2021年にかけては、月次ベースで転出超過に転じる月が相次ぎましたが、2022年以降は回復基調にあります。

  • 毎年3月に約3.5〜4万人の転入超過が集中し、年間の転入超過の大半を占めます
  • 2020年7月〜2021年12月は多くの月で転出超過(マイナス)となり、テレワーク普及による東京離れが顕著でした
  • 2026年3月は約3.6万人と、コロナ前の水準を概ね維持しており、東京一極集中の構造は根強いといえます

大阪圏 月別転入超過数の推移と変化

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出典:e-Stat(政府統計の総合窓口)住民基本台帳人口移動報告

このグラフのポイント

大阪圏は長年にわたり転出超過の傾向にありましたが、2024年後半から明確な改善が見られ、2025年には年間ベースで転入超過に転じています。万博関連の開発投資やインバウンド需要の回復が雇用を生み出し、人口の流入を促しているとみられます。

  • 2024年は年間で約2,500人の転入超過と、2018年以降で初めてプラスに転じました
  • 2025年は年間約8,700人超の転入超過となり、回復が加速しています
  • 中小企業にとっては、大阪圏での人材確保の競争激化に注意が必要です

データのポイント