レポートの概要
本レポートは、文部科学省が実施する「大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職内定状況等調査」のデータに基づき、1997年から2026年までの約30年間にわたる就職希望率と就職率の推移を可視化したものです。景気変動や社会情勢の変化が若年層の就職環境に与えた影響を読み取ることができます。
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2026年 就職希望率(大学)
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2026年 就職率(大学)
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就職率の最低値(年)
大学卒業予定者の就職希望率・就職率の推移(1997〜2026年)
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出典:e-Stat(政府統計の総合窓口)文部科学省「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」
学校区分別 就職率の比較(大学・短大・高専)
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出典:e-Stat(政府統計の総合窓口)文部科学省「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」
📊 このグラフのポイント
高等専門学校の就職率はほぼ毎年99〜100%と際立って高く、産業界から高い需要があることがわかります。大学・短大も近年は97〜98%台と高水準ですが、景気悪化局面では大学のほうが短大よりも影響を受けやすい傾向があります。
- 高等専門学校は技術系人材として即戦力評価が高く、就職率はほぼ100%を維持
- 大学は2010〜2011年に91%台まで低下したが、短大はそこまで落ち込まなかった
- 2023年以降は全学校区分で97%超となり、人手不足を背景に売り手市場が継続
男女別 就職率の推移(大学・2010〜2026年)
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出典:e-Stat(政府統計の総合窓口)文部科学省「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」
📊 このグラフのポイント
かつて就職率に男女差が見られた時代と比べ、近年は男女間の格差がほぼ解消されています。特に2016年以降は女性の就職率が男性を上回る年もあり、企業の多様性推進の成果が数字に表れています。
- 2010〜2012年は男性のほうが就職率が高かったが、2015年以降はほぼ同水準
- 女性の就職率向上は、企業の女性活躍推進施策の普及と連動しているとみられる
- 中小企業にとっても女性人材の確保は重要な経営課題であり、この傾向は追い風
データのポイント
- 2026年4月時点の大学就職率は98.0%と過去最高水準を維持しており、「超売り手市場」が続いている
- 就職希望率は75.6%で、約4人に1人は大学院進学や資格試験等の道を選択している
- 高専の就職率はほぼ100%を維持しており、技術系人材への産業界の需要は堅調
- コロナ禍(2021年)の就職率低下は一時的で、2023年以降は完全に回復している
- 中小企業にとっては人材獲得競争が激化しており、採用戦略の見直しが求められる
📊 このグラフのポイント
就職率は2000年前後の「就職氷河期」に91%台まで低下し、その後は緩やかに回復。2008年のリーマン・ショック後に再度91%台に落ち込みましたが、2016年以降は97〜98%台と過去最高水準を維持しています。