個人情報保護法

Act on the Protection of Personal Information (APPI)

個人情報保護法とは

個人情報保護法(APPI: Act on the Protection of Personal Information)とは、個人情報の適正な取り扱いに関するルールを定めた日本の法律です。2003年に制定され、デジタル技術の進展に合わせて改正を重ねてきました。AI開発においては、学習データに含まれる個人情報の取り扱いが重要な論点です。

AI開発と個人情報保護法

AIの学習データに個人情報が含まれる場合、収集・利用にあたって本人の同意取得や利用目的の特定・通知が必要となります。また、個人データの第三者提供、外国への移転、プロファイリングなどについても規制があり、AI開発者はこれらの要件を遵守する必要があります。

要配慮個人情報

人種、信条、病歴、犯罪歴などの「要配慮個人情報」は、取得にあたって原則として本人の同意が必要です。AIが顔画像や医療データなどを処理する場合、要配慮個人情報に該当する可能性があり、特に慎重な対応が求められます。

仮名加工情報と匿名加工情報

2020年改正で導入された「仮名加工情報」制度は、一定の加工を施した個人情報について、内部利用に限り本人同意なしでの利用を可能にしました。AI学習データとしての活用の幅を広げる制度として注目されています。