利益率の高い順番に並べてください~業種ごとの利益率
中小企業診断士の村上です。
昨日は新潟創業塾でした。10−16時の長丁場の第4回ということで、前半は利益とか資金調達のお金の話。後半は、販売促進の話です。
どの業種が利益率が高いでしょうか?
自身の創業の売り上げや利益率を考える前に、業種一般の利益率について勉強してみました。以下の凝集、どれが利益率が高いか❓低いか❓わかりますか
なお、データは、平成26年企業活動基本調査確報-平成25年度実績(経済産業省)より抽出しています。このデータの対象は、従業者 50 人以上か つ資本金額又は出資金額 3,000 万円以上の会社です。
以下の空欄に、
①職業紹介業、
②冠婚葬祭業、
③インターネット附随サービス業、
④印刷・同関連業、
⑤家具・装備品製造業、
⑥織物・衣服・身の回り品小売業
を入れてください。 (回答はもうちょっと下にあります)
創業塾参加のみなさんにもグループに分かれて考えてもらいました。
残念ながら、全問正解はいませんでした。上位3業と、下位3業はキレイに分かれていましたね。やはり上位に来るのはサービス業。①職業紹介業は原価かからなそうなので、総利益率は圧倒的ですね。③インターネット付随サービスは、会社に寄るでしょうが、圧倒的に儲かっている企業が全体を引き揚げてそうですね。
一方で、製造業、小売業、印刷業は低いですね。受講生の中では、印刷業を再下位に選んだところはなかったですが、印刷業、やはり苦しそうですね。
もちろん、率だけではなく、額も重要です。いくら職業紹介業が利益率が高くとも、社員一人あたりの売上額は大きくならないでしょう。
私もそうですね。コンサルタントは総利益率は高いです。だって、原価はないし、経費も小さいですし。一方で、もうのすごい売り上げ額を稼ぐのは難しそうです(^^;
そんなところで