医工連携に取り組みます

2015年4月2日

中小企業診断士の村上です。

 もうすぐ新年度ですが、毎年、今年はこれに新しく取り組もう!というのを1つ2つ決めて、チャレンジしています。もちろん、わたしのベースはWebマーケティングであることは変わらないと思いますが、いつまでもそれだけだとは場が広がらないので。

去年・おととしは 「消費税」 「統計学」といったキーワードに力を入れてきました。消費税に関しては税率アップという大きなイベントがあったので、色んなところでセミナーをやらせていただくことができました。また消費税統計学を書籍を出版することができました。

ここ最近、未来への準備として力を入れているのは、「地域創生」や「シティマーケティング」です。これも、「地域創生」は大きなキーワードですので、色々やれればと思っています。まだ雑誌の記事を執筆したくらいしかアウトプットできていないですが、チャンスを狙っています(^^;

これ以外に、取り組んでいきたいのが、表題の「医工連携」です 。

横浜市では色々と「医工連携」の取り組みをされており、横浜企業経営支援財団にて、そのお手伝いをさせていただくことになりました。

医療も工学も余り関わりのなさそうな私ですが、大学時代の研究はその辺りに携わっていました。生物工学科の生体計測講座というところで修士をとりました。修士論文のテーマは”無拘束生体情報モニタリング”で、「日常生活における心拍,呼吸,体動,会話の同時モニタによる生理ストレス反応計測」という論文をやっていました。まあ、もう20年近くも前の話ですね。

大学院時代の恩師の研究室のHPにまだ、私の論文名が残っていました。

具体的には、病院で心拍や血圧など生体情報を測定すると、通常の値より悪い値が出がちです。お医者さんの前で緊張してしまうからです。そのため、日常生活でそういった生体信号を測定できれば、ストレスの状態も測れ、ひいては健康につながるというものです。今で言うとスマホとかでのライフログに近いですね。

スマホで心拍や移動距離などが簡単に計測できるアプリはたくさんあります。しかし当たり前ですが20年前にはありませんでした。そのため、どこから始めるかというと携帯できる軽いハードを作るところからでした。・・・あの頃にスマホがあれば、苦労しなかったのですが(^^;

Z80のミニコンピュータを使い、自分でハンダ付けからはじめて生体情報の計測機器を作り、測定プログラムをアセンプラで作成しました。(画像はイメージです)

 

その後、実際に被験者のデータを測定して、今度は数値処理で統計学を使ったり、処理プログラムを書いたりしていました。(画像はイメージです)

 

会社員時代は、商用プログラムを1行も書くことなかった私ですが、一応大学時代はプログラム作れたんですね。まあ、同じ研究室の先輩は大半は、医療機器メーカに就職されていたわけですが、わたしはなぜか通信会社に就職してしまいましたしね(^^;



昔話が長くなってしまいました。
ということで、今年の取り組みテーマの一つが「医工連携」となります。まだ具体的なことは見えていませんが、まずは色々インプットの勉強をしなければと、例によって本から入ってます。また、そのうち活動が報告できればと思います。

ということで、医工連携キックオフの模様を 全天空カメラTHETAで撮影してみました。
みなさまよろしくお願いいたします。

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

そんなところで。