自分の携帯やスマホを会社利用するBYODは33%もコスト高だった!?
会社員時代、自分のモバイルと会社のモバイルを2台持ちするのって面倒でした。
つい会社のだけ持ち歩いて、プライベートでも使ってしまい、後で怒られ、
そうすると自分のを中心に持ち歩くと、自分の通信料がかさむ結果に。。。
一緒にならないかなあと、15年も前から思っていましたが、ようやく、自分のモバイルを会社でも使える時代になってきました。
それが、BYOD!
BYODとは(NIKKEI Pro)より
BYODとは、「Bring Your Own Device」(自分のデバイスを持ち込む)の略で、従業員が私物の端末を企業内に持ち込んで業務に活用することを指す。自分の飲み物を持ち寄る「BYOB」(Bring Your Own Bottle)という、言葉をもじって作られたらしい。
私物の端末を企業内での業務に使うという動きは、数年前から米国を中心に海外で盛んになってきており、日本でも一部の企業が取り入れ始めた。
会社で端末を購入する費用が抑制され、機器の管理も社員に委ねられるので、
社員にとっても、会社にとっても、Happyな施策だと考えられている。
ところが、BYDOを導入しても、以外とコストが下がらない、いや、むしろ割高ではないかというレポートが出ている。
BYODはコスト削減にならないと断言できる5つの理由〜導入前に“隠れコスト”の存在を認識すべし〜
http://www.ciojp.com/whitepaper/11917 CIOオンラインより
レポートの中では、以下の5つの理由より、BYODは33%割高だと結論付けている。
(1)月額契約料金は、会社で一括契約の方がボリュームディスカントできる
(2)経費報告書の作成に手間がかかる
(3)セキュリティ対策の追加が必要になる
(4)ヘルプデスクの強化が必要になる
(5)マルチプラットフォームのサポートが必要となる
最もな気もするが、自前のスマホでシステムアクセスを許した場合に、必要なことがほとんどで、通話料だけの話なら、(1)だけの理由になるので、やはりお得になるのではなかろうか。
とはいえ、スマホなどの活用をしないというのは、もったいない話でもある。
(5)のシステム対応は、頑張る必要があるだろうが、
(2)(3)(4)はやり方次第でコストをかけずに済むようにも感じる。
そういえば、
会社員時代、自分のスマホを選ぼうとして、 BlackBerry!を選択したら、社内システムに対応していないからダメだと言われたなあ。
対応していないというより、検証していないというのが本当のところだと思うが。