感性のマーケティング

感性のマーケティング 小阪裕司 (2007年42冊目)

感性というと、曖昧なもののように感じるけど、
結局は、人の行動の原因を読み解き、顧客を掴むことが重要という至極当たり前な結論ではあるが、
さすが"感性"の本であり、読者の感性にしっかり伝わる良書だと感じました。

感性:認識の上では、外界の刺激に応じて、知覚・感覚を生ずる感覚器官の感受能力をいう。
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本のポイントは二つ
1.感性は測れなかったが、ある程度感性工学などで学問的に計測可能になってきた。
 例えば、高級車のドアの閉まる音がどういうものであれば高級に感じるのか?等
 計測されるデータに基づいて対策を実施しないといけない
 感性は千差万別だが、グループ化は可能

2.どう売るかを考えるのではなく、人の行動について考えないといけない。
 人の行動の背景にあるのが感性である
 原因と結果を間違えている人がおおいのでしっかり突き詰めよう。
  ヒット商品がないから売上があがらない では突き詰めが足りない

感性のマーケティング活動を左右する6つのインパクト
 提供すべきサービス:ソリューション型からマスター(師匠)型へ
 商品力の要点:感性をくすぐる商品を開発していくべき
 企業力の要点:顧客に自社の信じる道を伝道しないといけない
 顧客との関わり:顧客コミュニティを育成し囲い込んでいく
 顧客の選択基準:誰から買うとうれしいのか
 企業の収益力の基盤:収益力の基盤は商品ではなく顧客コミュニティ

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